【前編】季節を楽しむお花見スポット「ハンナガーデン」と「道の駅 明治の森・黒磯」をご紹介
カラッとした空気と涼しい風が通り抜ける季節となった那須ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
今回はそんな那須の風を感じながらお花見できる旧青木家那須別邸(以下:旧青木別邸)のスポットをご紹介いたします。
たっぷりと各施設の魅力をお伝えできればと思いますので、今回の記事は【前編】・【後編】の2つに分けてのご紹介となります。 こちらの【前編】では、季節を楽しむお花見スポット「ハンナガーデン」と道の駅 「明治の森・黒磯」について、【後編】では、旧青木家那須別邸について・・・となります。 ぜひ両編ともご覧いただきお楽しみください♪

※お花の見頃については気候によって左右されます。(お花の見頃は道の駅 明治の森・黒磯の公式instagramからチェックできます。)
ハンナガーデンのアクセス
那須ガーデンアウトレットから車で約10分
ハンナガーデンは板室街道沿いにあります。黒磯駅からは車で約14分、那須塩原駅からですと車で約20分ほどになります。
黒磯駅からですとバスも出ています。「JR黒磯駅→板室温泉」のバスに乗り「青木別荘前」で到着できます。
(2021年11月現在:バスについては事前にお調べいただくことをお勧め致します。)
住所:〒325-0103 栃木県那須塩原市青木27

ハンナガーデンは 道の駅「明治の森・黒磯」の近くにあります。駐車場は道の駅側とハンナガーデン側に二箇所あります。

那須塩原の予約制タクシーサービス「ゆ〜タク」の停留所にもなっていますので、「ゆ〜タク」を使用される方にも便利です。
ゆ〜タクについてはこちら
ハンナガーデンのお花畑
ハンナガーデンは春は「菜の花」夏は「ひまわり」秋は「コスモス」と3つの季節を楽しめるガーデンになっています。


取材時は秋のお花「コスモス」がちょうど咲き始め美しい景観を見ることができました。

取材時(2021年)

コスモス畑は那須塩原市の農業公社で管理されており、コスモスの種類なども農業公社の人たちがデザインなど考えた上で植えられているそうです。以前まではピンクや赤系、白系などの「センセーション」というコスモスをメインに植えていたそうですが、2020年の年から少し色味を変え、「キバナコスモス」を多めにしたデザインに変更されたそうです。

同じ「コスモス」というお花でも、種類の変更などで以前までのコスモスとは違った印象になりますね。毎年どんな種類が植えられているかも楽しめるガーデンとなっています。前期で好評だった「キバナコスモス」がまた今年も利用されたりと、デザインは観光される方の声を参考にしたりされているそうです。

キバナコスモスの花言葉は「野生的な美しさ」だそうで、力強く生きるコスモスらしい花言葉です。

その他にもたくさんのコスモスが咲いていました。黄色や、ピンク、濃いピンク、白などどれも同じ形、同じ色のコスモスはなくそれぞれに個性を持った表情を持っています。

センセーションも植えられているとのことなので、この花はどんな種類なんだろう?と観察しながらの鑑賞も楽しめます。

白いコスモスも他のコスモスとまた違った形をしていて優雅で可憐な印象です。個性がたくさんあるコスモスを楽しんでみてくださいね。

お花畑には道がありますので、お花畑の中に入ることも可能です。

お花畑にはいるとより一層コスモスを近くに感じることができます。中央で眺めると美しい花々に心が癒されます。

ゆっくりとコスモス畑に目をやると、たくさんの虫たちの存在に気がつきます。虫たちもコスモスの蜜を目当てに訪れるんですね。


ハンナガーデンの一番の美しい景観はやはり旧青木別邸をバックにしたお花畑です。

コスモスは背が高いお花なので、少ししゃがむだけでお花畑に埋もれた旧青木別邸を撮影することもできます。


白を基調とした旧青木別邸とコスモスのカラフルな色合いがまるで絵画のように美しいです。

記念撮影する際はぜひ、花畑の中で旧青木別邸とお花畑をバックに撮影して見てくださいね。
※お花の見頃については気候によって左右されます。(お花の見頃は道の駅 明治の森・黒磯の公式instagramからチェックできます。)
「道の駅 明治の森・黒磯」で休憩♪
ハンナガーデンを楽しんだ後は、道の駅「明治の森・黒磯」で休憩していただけます。

道の駅には「ファームレストラン」と「ファームマーケット(農産物直売所)」があります。
「ファームレストラン」にはレストランやパン屋が入っており、お食事する場所もありますので、こちらで休憩するのがお勧めです。
ファームレストラン


可愛らしいパンが並ぶ店内は美味しいパンの香りに包まれていて食欲をそそります。

こちらのパン屋さんは「ブーランジュリ ル ブルジョン | Boulangerie Le Bourgeon」という名前で、フランス語で「木の芽」という意味を持っているそうです。

看板に描かれている切り株の絵にも意味があるそうです。店長の貝塚さんは元料理人でした。その料理人という基礎の切り株からから違う(パン屋の)芽を出しているというイメージで描かれているそうです。

取材時にサービスで新作の「栗あんぱん」をご馳走してくださいました。ころんとした栗型がたまりません。フォルムが可愛いです。

撮影しやすいようにとパカっと中身を開けてくださいました。中にはなんと大きな栗の甘露煮が!中の餡は、こしあんと甘栗あんがミックスされているそうで、出来立てだったのでほんのり温かく、甘さも栗の自然の甘味があって、優しい口当たりでぱくぱくいけちゃう旨みのあるパンでした。
今の季節ですとパンプキンのパンなど季節のパンも置かれているそうなので、ぜひ季節のパンを味わってくださいね。


そして、ファームレストランにはパン屋とは別に「青木の森カフェ」もございます。こちらではピザやパスタ、カレーなどお食事物もご注文できますし、ケーキやジェラートと言ったデザートもいただけます。

ケーキなども数種類から選べます♪

スコップケーキはスプーンですくって食べるケーキになります。ケーキの崩れを心配する事がないので、持ち運びも便利ですしお土産にいいですね♪

ジェラートも大変人気だそうで、中でもイチゴがおすすめだそうです。栃木のいちごをふんだんに使ったイチゴジェラートをぜひご賞味くださいね。

ファームマーケット(農産物直売所)
ファームマーケットでは那須でとれた新鮮なお野菜や果物を比較的リーズナブルに購入することができます。
今の季節ですと、なしやカボチャなどが多く並んでいます。




様々なお野菜果物が並んでいて、ここだけで夕飯のお野菜が揃ってしまいそうです。そしてどれも採れたてを農家さんが直接納品してくれるそうなので、新鮮なお野菜が手に入ります。

そして、お野菜以外にも栃木限定のお土産品やお菓子などが売られています。

「あかしやはちみつ」をお勧めしてくださいました
栃木の物産を取材していた際、納品に来られていた大野養蜂園の大野さんが話しかけてくださり、少しだけお話をさせていただきました。大野さんははちみつを作って75年の大ベテランの方で、今もはちみつ、ミツバチと向き合い続け健康を維持しているそうです。


大野さんは生まれつき弱い体で風邪をひきやすい方だったそうですが、41歳でプロポリスの製造開始と同時に飲み続けたところ、体内毒素を皮膚から排泄する「好転反応」と言われる症状を乗り越えて元気になったそうです。そういった経験から多くの方にプロポリスやはちみつの良さを伝えているそうです。
大野さんをはじめ、ファームマーケットで出品されているどの物産もこだわりや愛情持って作られた農産物になりますので、是非お立ち寄りいただけたらと思います。

今回はハンナガーデン、道の駅「明治の森・黒磯」を紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
ハンナガーデンは春、夏、秋と楽しんでもらえるようなお花見スポットになっています。冬は雪景色も見られる事がありますので、1年通して楽しめるスポットです。
※道の駅「明治の森・黒磯」の休業日:月曜日定休、年末年始(1/1(土)〜1/3(月))休業となります。
詳しくは、公式ホームページをご確認ください。
※本記事の情報は施設関係者さまからのご掲載の許可をいただいております。
道の駅「明治の森・黒磯」(ハンナガーデン)
自然あふれるやすらぎの森 道の駅「明治の森・黒磯」
道の駅「明治の森・黒磯」は、豊かな自然に囲まれ、敷地面積7.5ha、森の奥には、明治時代に建てられた青木周蔵子爵の那須別邸が鎮座し、青木邸の前方には、四季折々の花が咲き誇る「ハンナガーデン」があります。
また那須や板室、塩原温泉郷の観光拠点として、ドライブ途中の休憩の場にご利用いただいております。
ファームマーケットは、新鮮な野菜や地卵、高原牛乳、特産品など豊富に取り揃えております。那須のおみやげにどうぞ♪
お腹が空いたら、ファームレストラン&アイス工房「青木の森・カフェ」、パン工房にてゆっくりくつろぎながらお食事をお楽しみください。
住所 | 〒325-0103 栃木県那須塩原市青木27番地 |
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電話番号 | 0287-63-0399 |