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【2021年】那須で初詣!おすすめの神社・お寺【4選】

2020年も、終わりが近づいてきました。
初詣のご予定はお決まりでしょうか?

昨年一年を無事に過ごせた感謝と、新年の無事と平安を祈る、年が明けて最初のお参り。
新年を気持ちよくスタートするために、大切にしたい行事ですよね。

那須ガーデンアウトレットがある那須エリアにも、みなさんにぜひ知っていただきたい神社やお寺があります。

今回は、那須エリアで初詣におすすめの神社を2つと、お寺を2つご紹介します。
それぞれ個性豊かな寺社仏閣ばかりですので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

INDEX

那須温泉神社

那須ガーデンアウトレットから車で約30分のところにある、「那須湯泉神社」。
「温泉神社」と書いて、「おんせん神社」ではなく、「ゆぜん神社」と読みます。

この神社があるのは、那須連山の麓である那須湯本、九尾の狐伝説が残る名所「殺生石」のすぐ隣です。
硫黄の香りが漂い、パワースポットと言われるこの一帯に車を走らせるだけでも、非日常的で神聖な雰囲気が伝わってきます。

拝殿までの距離が長いのがこの那須湯泉神社の特徴で、参道には3つの鳥居が設けられています。

御祭神は、「大己貴命(おおなむちのみこと) 」「少彦名命(すくなひこなのみこと) 」「誉田別命(ほんだわけのみこと)」で、ご利益は、商売繁昌、家内安全、病気平癒、身体健全、縁結び。
後から解説しますが、那須与一が祈願したことから、必勝祈願のご利益もあるとされています。

那須温泉神社の創建

那須湯泉神社の創建は、“地元住人が射損じた鹿を追って山奥へ入り、温泉の神と名乗る老爺の言葉を聞いたこと”がきっかけとされており、以下のような伝説があります。

時は7世紀前半、三十四代舒明(じょめい)天皇の時代。
那須湯本から南へ8kmの場所にある茗荷沢村(みょうがざわむら)の住人であった、狩野三郎行広(かりのさぶろうゆきひろ)が山狩りに出かけ、射損じた白鹿を追って那須岳の麓の霧生谷(元湯付近)に至りました。

那須湯泉神社の入り口にある白鹿の像

鹿を見失い濃霧に包まれて佇んでいた時、岩の上に白髪の老爺が現れ、「私は温泉の神である。あなたが追い求めている鹿は、この谷間の温泉に浸かって傷を癒している。この温泉は、あらゆる病気をも治す、すばらしい効能のある温泉だ。この温泉を世に広めて病に苦しむ人々を救いなさい」という言葉を残し消え去ります。

狩野三郎行広は、老爺の言葉通りに温泉を見つけ、この神を祀って神社を創建しました。
その後も祭礼を怠ることなく忠誠を尽くしたのだそうです。

そして、この狩野三郎行広が祀られているのが、参道の途中にある、見立神社。
一番最初の大鳥居をくぐり、ニ之鳥居を過ぎたところにあります。

那須温泉神社の近く、殺生石の目の前に、このエピソードにちなんで「鹿の湯」と名付けられた温泉がこちら。

【鹿の湯】鹿が見つけた?1300年の歴史ある硫黄泉

温泉神社と合わせてぜひお立ち寄りいただきたいスポットです。

那須与一が心で念じた神社

「平家物語」の目玉となっている「扇の的」伝説、そして那須与一の名は、歴史好きでなくても一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

那須与一は、那須地方の豪族である那須太郎資隆の十一男として生まれ、10余り1で「余一」と名付けられ、のちに「与一」に改名したと言われています。

与一は、源義経の騎下となって源平戦を戦いました。
有名なのは、屋島の戦い。平家側が「この扇を弓で射落としてみよ」と船上に扇を掲げるシーン。

この平家の無茶ぶりに対し、矢を射る前に、与一が心の中で念じます。
『南無八幡大菩薩、吾が国の神明、日光権現宇都宮、那須温泉大明神、願わくはあの扇の真中射させてたばえ給え……』
この後、見事、与一が扇を射抜くのです。

この「那須湯泉大明神」というのが、この「那須温泉神社」であると言われています。

長い長い参道を歩き、拝殿へ

見立神社を過ぎると、遠くに三之鳥居が見えてきました。
拝殿まで、かなりの距離を歩くことで、心が清められるような、非日常に連れて来られるような…そんな感覚になります。

夜になると、参道に並ぶ灯篭に明かりが灯り、とても幻想的な雰囲気に。
この日は雪がちらついていましたが、雪が積もった際には、まるで異世界に来たかのような錯覚に陥るほど。

三之鳥居のところにある、一際目を引く大木が、御神木。
なんと樹齢は800年とも言われており、周囲は4mもあるのだとか。

「生きる」という命名通り、力強い佇まい。今にも動き出しそうです。

最後の鳥居である三之鳥居をくぐって、見えるのが拝殿。
一息ついた後にお参りを済ませ、周囲を見回してみると…

すぐ隣にある、殺生石が一望できました!
中央の、縄がかかっている石が、殺生石です。
殺生石の近くに行くことはあっても、上から眺める機会はなかなかありませんよね。

帰りは、特に下りの階段になりますので、足元に気をつけてくださいね。
焦らずゆっくり戻りましょう。

足湯「こんばいろの湯」

那須湯泉神社の入り口、最初の大鳥居のところに戻ってくると、「こんばいろの湯」という足湯があります。

「鹿の湯」の源泉を湯分けした硫黄泉の足湯で、10分~20分ほど浸かると、足元がぽかぽかと温まります。
誰でも無料で入ることができますので、ぜひお立ち寄りくださいね!

参拝の注意点

駐車場が大変少ないため、初詣の際には、出来るだけ公共のバスなどを利用していただきたいとのこと。
また、山の麓に位置しているため、突然天候が悪化する場合もありますので、防寒着や雨具などを準備してお越しください。
(12月初旬の時点で雪がちらついていましたので、雪対策をして行かれることをおすすめします。)

乃木神社

那須ガーデンアウトレットから車で20分ほどのところにある、「乃木神社」。

毎年約5万人もの人が、初詣に訪れるほど、地元では馴染みの深い神社。
神社がある那須塩原市の人口が11万5千人ほどであるので、単純計算で市内の約半数の人が訪れると考えると、乃木神社がいかに人々に愛されているかが分かります。

駐車場はこちら。乃木神社から歩いて80mほどのところです。

乃木神社の鳥居までの道には、初詣の期間中、露店が並び、とても賑やかな雰囲気になります。
春には、桜並木がまるで桜のトンネルになり、ちょっとしたお花見スポットにもなる場所。

どっしりと構えられた鳥居をくぐり、神社へ入ります。
神社の周りは森に囲まれていますが、よく日が当たる、明るい境内です。

乃木神社に祀られているのは、「乃木希典命(のぎまれすけのみこと)」とその妻「乃木静子命(のぎしずこのみこと)」ご夫婦。
写真の左側に写っているのが、乃木希典将軍の銅像です。

「乃木大将」「乃木将軍」などと親しまれ、明治時代を代表する軍人であった乃木希典大将。
日露戦争で活躍し、明治天皇の御大祭の日に殉死した乃木将軍ご夫婦は、東京の乃木坂の地名の由来にもなっています。

乃木神社の創建

乃木将軍は、軍の要職にあたりながら、休職期間中にはここ那須野が原の別邸で農耕に従事されていたとのこと。

「農は国の大本(おおもと)なり」と言い、自ら鋤(すき)を手に畑を耕す乃木将軍ご夫婦の姿に感銘を受けた地元の人々が、ご夫婦を「土徳(どとく)の神」として祀り、ここ乃木神社を創建したのです。

ここ那須野が原は、自然が豊かな土地であり、今でも農業に従事している人が多いので、乃木将軍ご夫婦が地元の方たちから愛される理由も分かる気がします。

拝殿へ

こちらがお参りをする拝殿。
12月の空気は冷たいものの、丁度午後の日差しが背中から差して、暖かく感じます。

乃木将軍は、武人でありながら、農耕に従事するだけでなく、教育者としての一面や、また多くの詩歌を遺した文人でもあったそうです。
幅広い分野で才能を発揮する、多才な方だったのですね。

学習院長として昭和天皇の御養育に当たられて教育者としても活躍し、土徳の神だけでなく、学業成就の神としても厚く信仰されています。
ご利益は、土徳勧農、文武両道、夫婦和合だそうです。

将軍の愛馬を祀る 生駒神社

拝殿の左手には、生駒神社があります。
産業繁栄の神として、日露戦争を共にした乃木将軍の愛馬が祀られています。

明治時代の皇太子殿下から頂いた馬ということで、「殿号(しんがりごう)」と名付けられたそうです。

宝物館

境内には、宝物館も。乃木将軍ご夫婦が自らの手で、農耕に従事された当時の遺品が保存されています。(拝観料:100円)

乃木公園

神社の奥へと進んでみましょう。
乃木神社の周辺は、乃木神社と、その周辺からなる「乃木公園」として整備されています。
周辺は豊かな自然に囲まれていて、少し散歩をするのにぴったりです。

公園内には、乃木将軍夫妻が休職中に暮らした別邸や、靜沼、乃木清水、自然の姿を残す(樹齢100~200年と言われる)樹林などがあります。

森林浴を楽しみながら数分歩くと…

視界が開け、靜沼が現れます。
この池は元々、田畑に水を引いて土地を潤す「灌漑(かんがい)用貯水池」として造られたそう。

静子夫人にちなんで名付けられた「靜沼」は、鯉が自然繁殖し、鴨たちが悠々と泳ぐ、市民の憩いの場となっています。

12月中頃というのに、この辺りは木が生い茂っているため風が吹かないのか、真っ赤に染まった紅葉が散ることなく綺麗に残っていました。

乃木神社だけでなく、乃木公園を散歩することでも、心穏やかに新年を迎えられそうです。

東山 雲巌寺

那須ガーデンアウトレットから車で約40分のところにある、「東山 雲巌寺」。
のどかな田畑が広がる中、雲巌寺に近くにつれて、車窓から見える景色も変わってきました。

雲巌寺は、松尾芭蕉が最も長く滞在したと言われる大田原市の黒羽にあります。
向かう途中に降っていた雨も止み、青空が見えてきたところで、雲巌寺へ到着。
そう言えば松尾芭蕉も「雨が多かった」という理由で、ここ黒羽に長く滞在したという説もありました。

駐車場に車を駐め、お寺に向かいます。

石柱をくぐってすぐ右手にあるのは、樹齢550年の杉。環境庁による、「関東の巨樹」にも選ばれているのだとか。

そして、目に飛び込んでくるのは、この景色…

川にかかる朱色の橋と、そびえ立つ階段。そして階段の上にどっしりと構えられた山門。
お寺の境内に一歩足を踏み入れると、神聖で少し冷んやりとした空気に身を包まれます。

来る者すべてを温かく包み込む雰囲気ではなく、凛々しさや己を清める厳しさといった、人を寄せ付けない空気感が漂います。
荘厳な雰囲気からひしひしと伝わってくる、“ただならぬお寺”という感覚。
大木に圧倒されながら、橋の方へ足を進めます。

橋の下を覗くと、流れているのは久慈川。
重厚なお寺の雰囲気とは裏腹に、昼下がりの日差しが水面に反射する光で、なんとも穏やかな景色が広がります。

橋を渡りきって階段のすぐ下まで行くと、遠くで見るよりも、さらに迫力のある山門
この山門は、天下人であった秀吉による小田原征伐の焼き討ちにも耐え残ったそうです。

本堂へ

山門をくぐると、本堂(釈迦堂)が現れます。

長い石段の先に山門、釈迦堂、獅子王殿が一直線に並ぶ雲巌寺の作りは、典型的な※伽藍(がらん)配置なのだそう。
※伽藍(がらん)とは、「僧侶が集まり修行をする清浄な場所」の意。「寺院や、寺院の主要建物群」を意味することも。

本堂の右手には平和観音堂、左手には鐘楼があります。

参拝を終えて振り返ると、先ほどの山門の裏側が見えます。
堂々たる風格に、しばらく立ちすくんでしまうほど。

雲巌寺の創建

ここ雲巌寺は、観光寺院ではなく、厳しい禅の修行のために建てられたお寺。

開山当時は、筑前(福岡)の「聖福寺(しょうふくじ)」、越前(福井)の「永平寺(えいへいじ)」、紀州(和歌山)の「興国寺(こうこくじ)」と並んで、禅宗の日本四大道場と呼ばれたそう。

修行のためのお寺であることから、一般の方は堂内には入ることはできませんが、自由に参拝することは許されています。

いわゆる観光寺院のような派手さはありませんが、自分自身と向き合って、年の初めに心を清めたいという方には、ぜひ訪れていただきたいお寺です。

松尾芭蕉の足跡

ここ雲巌寺にも松尾芭蕉が訪れ、「木啄(きたたき)も 庵は破らず 夏木立(なつこだち)」の一句を残しました。
意味は、「別名寺ツツキと言うほど木造の文化財を破壊してしまうキツツキも、夏木立(青く深々と茂る木立)に囲まれたこの庵(いおり)だけは、和尚の高徳をしのんで破らなかったようだ。」

建造物を破壊する困り者と言われたキツツキでさえ、壊さなかったほど。
「高貴」「静寂」といった言葉がよく似合う寺院です。

帰りは回り道もできる

帰りは先ほど登ってきた急な階段を降りなければなりません。
心配な方は、山門手前を左手に進む迂回路を回りましょう。

参拝の注意点

修行のお寺であるため、雲巌寺へのお問い合わせはご遠慮ください。
観光についてのお問い合わせは大田原観光協会(0287-54-1110)へお願いいたします。

那須波切不動尊 金乗院

那須ガーデンアウトレットから車で約15分のところにある、「那須波切不動尊(なすなみきりふどうそん)金乗院(こんじょういん)」。

金乗院に着くと、ちょうど、お寺の方が初詣の看板を準備しているところでした。

金乗院の創建

今から1200年前、弘法大師(こうぼうだいし)空海によって開かれた霊場。
関東三霊場の一つとして、また「滝のあるお寺」「滝行ができるお寺」としても親しまれているお寺です。

本堂とわらべ地蔵

明るい雰囲気の境内に入ると、まず本堂が見えてきます。
そして、本堂に近づこうとしたところ、参道の両脇に…

可愛らしい6体のお地蔵様が!
よく見ると、表情や顔の形、ポーズもそれぞれ。
各々に「約束」「努力」「智恵」「安心」「辛抱」「慈悲」と書かれています。

お地蔵様のそばに立てられている看板を読んでみると…

この可愛らしいお地蔵様たちは、「わらべ地蔵」というようで、お参りしていると自然に心が温かくなり、自分を反省し、人に感謝する素直な優しい心が湧いてくるといいます。

せっかくなので、順番に頭を撫でさせていただくことに。
なんとも柔和な表情を浮かべるわらべ地蔵様の頭を撫でているうちに、心が穏やかになっていくような、そしてこちらまで思わず微笑んでしまう…素敵なお地蔵様たちです。

本堂にお参りをして、境内を回ってみます。

明るく、開放的な境内には、波切不動尊(なみきりふどうそん)、金色願叶龍神を祀る不動の滝、霊水薬師如来、慈母観音、明運星、六体のわらべ地蔵などがあります。

順番に回っていきましょう。

慈母観音(じぼかんのん)

青い空に眩しいくらいに輝く慈母観音様。
足元の石は、東日本大震災で壊れた観音様の土台石で、その下には、日本観音霊場の砂が敷いてあるのだそうです。

観音様の土台は八角形になっていて、7つの梵字が一文字ずつ壁面に刻まれていて、左から順番に梵字に手を当てて、御真言を念じながら廻り、参拝します。

明運星(みょううんせい)

高さ180cmの御影石でできた星形の碑。
中央にある五角形の空洞の側面には、宇宙を表す「地」「水」「火」「風」「空」の梵字が刻まれており、この空洞を通り抜けることで、厄が落ち、運気が開くとされています。

この日私は厚着をしていたため、通り抜けるのは断念しましたが、金乗院に行かれた際には、ぜひ星の中をくぐり抜けてみてくださいね。

霊水薬師如来(れいすいやくしにょらい)

さらに奥へと歩みを進めていくと、水が流れる音が聞こえてきます。

池の中に見えるのは、霊水薬師如来。
橋を渡って近付いてみます。

薬師様の真言を唱えながら、 薬師様に向かって、自分の体の弱い部分と同じ部分に、不病水をやさしく3回かけた後、薬壷の霊水を飲むことにより健康な身心でいられるとのこと。
水は体に良い水とのことで、安心して飲むことができます。

波切不動尊(なみきりふどうそん)

境内の一番奥に進むと、一際存在感のある「波切不動尊」が見えてきます。
なんとも力強く、勇ましく佇む仏様。
波切不動尊は、高さ6m、重さ11t、福岡の著名な仏師である広田佳胤(ひろたよしたね)氏が彫られたとのことで、一枚岩の石仏での波切不動尊としては日本最大。

右手の剣によって一切の諸難を断ち、左手の網で弱き人の心を強力につなぎとめ、後方の炎によって全ての悪を焼き尽くす。さらに、頭上の金色の蓮の花の上に乗せてまで、願主の人生を切り開き、助けてくださるのだそう。
少し近寄りがたいような雰囲気とは裏腹に、深い慈悲心を持たれた仏様なのですね。

また、仏様の下には、北関東36不動尊霊場全ての砂が納めてあるのだそうです。

不動の滝 金色願叶龍神(こんじきがんきょうりゅうじん)

波切不動尊の隣にあるのは、不動の滝。
そして、滝の上には、金色願叶龍神。

古来より、水の神である龍神様に願掛けをして願いが叶った際には、金色の光を放って昇天すると言い伝えられているのだとか。

また、ここでは滝行も行えます。「男女問わず、滝行希望の方はお申し出ください」とのこと。

奥の院地蔵堂

奥の院は、金乗院の本堂から約300mほど離れたところにあります。

住宅地の中の細い道を進むと、奥の院が見えてきました。
奥の院の目の前まで車で行くことも可能ですが、車1台が駐めておけるスペースのみになるので、混雑が予想されるときには、第2駐車場を利用するのがおすすめです。

この日は風が強く、風で鈴緒が揺れて、誰も鈴緒を引かなくとも「ボーンボーン」と鐘が低い音を立てていました。
お堂が、青く澄んだ冬空によく映えます。

本堂とはまた違った雰囲気で、重厚ながら、自然と調和した閑静な佇まい。
このお堂は、すべてけやきで作られている「総けやき造り」なのだそう。けやきは、日本の高級木材の代表として知られる木材で、寺社仏閣の建材のほとんどはひのきであるため、大変珍しいもの。
創建の思いが、今に伝わってくるような風格です。

こちらでもお参りを済ませ、ふと見上げると目に入ってくるは、繊細に施された彫刻。
寒さも忘れて、つい見入ってしまうほど。

奥の院の周りには、のどかな風景が広がり、心が安らぎます。

金乗院を訪れた際には、本堂だけでなく、奥の院の参拝もぜひお忘れなく。

初詣におすすめの那須の神社・お寺まとめ

・那須湯泉神社(那須ガーデンアウトレットから車で30分)

・乃木神社(那須ガーデンアウトレットから車で20分

・東山 雲巌寺(那須ガーデンアウトレットから車で40分)

・那須波切不動尊 金乗院(那須ガーデンアウトレットから車で15分)

那須の地ならではの神社やお寺をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

年越しを那須で過ごすという方や、1月~2月にかけて、神社やお寺を巡る方もいらっしゃると思います。
また、冬を過ぎて暖かくなってからでも、那須にいらした際には、ぜひ今回ご紹介した場所を訪ねてみてくださいね。

素敵な新年のスタートになりますように…!